創業間もない経営者のために設けられた融資制度、それが創業融資になります。
ここでは、創業融資がどんな融資制度なのか、何故創業融資を受けたほうがよいのかについてご説明させていただきます。
通常の融資制度は、会社の信用力(実績や売上など)を審査して融資の可否が決まります。しかし、創業したての会社や個人事業主は信用力がないなかでスタートします。
本来であれば、会社の信用力(実績や売上など)を審査して融資の可否を決する金融機関も創業したての会社や個人事業主についての審査ができません。
しかし、それでは、創業したての会社や個人事業主は融資を受けることができません。
そこで、国をはじめとして自治体などが創業者向けの融資制度をつくったのです。
それが創業融資になります。
一般的に、創業融資とは、下記の2種類を総称しております。
1.日本政策金融公庫(政府100%出資の株式会社)が行っている 「新創業融資」
2.都道府県や市区町村といった地方自治体、銀行、信用保証協会が協力して行っている
「制度融資」
創業したての会社や個人は本来融資を受けることは難しいといわれております。理由は、信用力がないからです。
では、逆に考えてみますと、融資を受けている=金融機関は信用力がある と判断したということになります。
融資を受けているということは、社会的な信用の1つとして扱うことができます。
このようなメリットも実は、融資にはあります。